耳鼻咽喉科で扱うがんは「頭頸部がん」と呼ばれ、喉頭がん、咽頭がん、舌がんを含む口腔がん、鼻副鼻腔がん、甲状腺がんなどが該当します。
頭頸部がんが進行すると、話す・食べる・呼吸するといった重要な機能に影響を及ぼすため、早期発見が極めて重要です。
当院では、最新の内視鏡を活用し、がんの早期発見に努めています。また、必要に応じて細胞診や組織生検を行い、的確な診断を心がけています。
頭頸部がんは、進行すると生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があるため、特に長年の喫煙・飲酒歴がある方や、のどや口腔内の違和感、声のかすれなどの症状がある方は、早めの受診をおすすめします。
当院の医師は、頭頸部がん専門医・がん治療認定医の資格を有し、手術経験も豊富です。確かな技術と経験をもとに、患者さま一人ひとりに適した治療を提供いたします。
◆喉頭摘出後の患者様へ
すでに喉頭摘出術を受けた患者様に対し、術後の診察やケア、電気喉頭などの代替発声方法の指導を行っています。気管食道シャントの交換にも対応しております。
また、永久気管孔の管理や飲み込みにお困りの方にも、個々の状況に応じたサポートを提供いたします。
長年の経験を活かし、少しでもお力になれればと考えております。どうぞお気軽にご相談ください。